絵本日記「1年365冊」

『へんなどうつぶ』 | 言の葉のうつわ

『へんなどうつぶ』

2025.11.04

ワンダ・ガアク 文と絵  わたなべしげお 訳  瑞雲社 2010年

ガアクは天才!って思います。絶版だった名作の復刻版。原題は「The Funny Thing」。これを「へんなどうつぶ」と訳すわたなべしげおさんもすごい!

山奥にすんでいるポポじいさんとへんなどうつぶの物語。

ある日、へんなどうつぶが現れ、人形を食べたいと言います。人形はこどもたちの大切なおもちゃ。そこで、ポポじいさんはへんなどうつぶをほめて喜ばせ、じゃむ・じるを作って食べさせました。へんなどうつぶはじゃむ・じるがとても気に入り、人形をたべることなどは忘れたようです。そして、へんなどうつぶのしっぽはどんどん長くなっていき、山のふもとからてっぺんまでぐるぐる巻きにするほどになりました。

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