絵本日記「1年365冊」

『スーパー仮面はつよいのだ』 | 言の葉のうつわ

『スーパー仮面はつよいのだ』

2025.11.11

武田美穂  ポプラ社 1989年

まさるくんは、ある朝スーパー仮面になりました。野菜たっぷりの朝ごはんを見て、まさるくんは「スーパー仮面はニンジンなどたべなくてもよいのですよ」とおかあさんに言います。

学校の宿題をやっていかなかった理由を「世の中には、つねに不安がみちあふれています。人類の幸せをおもうと、心のやすまるときがないのです。したがって、しゅくだいをするひまがちょっと・・・・・・」。それを聞いた先生はそれはしょうがない、わるかったと謝ります。

そして、とつぜん、テストを行うと発表しました。まさるくんは正義のために行かなければならないと学校を出て、町内の見回りをします。給食の時間に学校にもどり、野菜たっぷりのシチューは食べすに、チョコプリンだけ。ところが、大好きなリリ子ちゃんに、もうまさるちゃんが理解できないと言われてしまいました。

そんなことがあって、次の朝起きたらただのまさるにもどっていました。ただのまさるになったけれど、リリ子ちゃんがいるからいいのだとまさるくん。

学校に行ったら、なんと!リリ子ちゃんがスーパー仮面になっていました。

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