絵本日記「1年365冊」

『わたしのあかいぼうし』 | 言の葉のうつわ

『わたしのあかいぼうし』

2026.02.03

南塚直子 作・絵  岩崎書店 1987年

南塚さんの版画はとっても優しい。眺めているだけで、あたたかい気持ちになれるのです。

あかいぼうしをかぶった女の子が海辺に砂遊びにやって来ました。すると、急に吹いた風がぼうしを飛ばし、海へ。ぼうしを追いかけて海へ入ったおんなのこはさかなのように泳ぎます。

いそぎんちゃくのきょうだい、大きなかに、親子のくらげ、巨大なたこ、あんこうのおじさん、うみへびおばさん。いろいろな海の仲間に会いましたが、だれもあかいぼうしを知りません。

そうしたら、きいろいさかなたちが「こっちよ!」

こんぶのはやしをかきわけていくと、あかいぼうしがあり、中ではきいろいさかなの赤ちゃんたちが楽しそうに泳ぎ回っていました。

おんなのこは「あかちゃんたちの おいわいに あげるわ!」と言い、さかなたちは大喜び。

パーティーが終わると、さかなたちは集まって船になりました。そして、おんなのこはその船に乗って、帰りました。

砂浜で見た夕焼けはあかいぼうしのようでした。

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