絵本日記「1年365冊」

『なかないで、アーサー てんごくにいったいぬのはなし』 | 言の葉のうつわ

『なかないで、アーサー てんごくにいったいぬのはなし』

2026.02.16

エマ・チチェスター・クラーク 作・絵  こだまともこ 訳  徳間書店 2017年

犬のデイジーはアーサーといつも一緒でした。アーサーは元気な男の子です。

でも、デイジーはすっかりおばあさんになり、なにもするのもゆっくりで、具合の悪い時も増えてきました。

ある晩眠りについたデイジーが目が覚めると、そこは雲の上にある天国でした。きれいな花が一面に咲いて、湖もあり、お日さまがきらきら。デイジーは若い時のようにいくらでも走れます。友だちもいっぱい。

天国からアーサーとパパとママの悲しそうな様子を見て、デイジーは「わたしは、しあわせよ」って伝えたいと思いました。友だちに相談すると、アーサーに天国の夢を見せてあげたらいいとアドバイスをくれました。デイジーは夢をとおして、天国はとってもきれいで、お友だちもたくさんいることをアーサーに知らせました。そして、夢の中で子犬をプレゼントしました。

アーサーはパパとママに連れられて、子犬をもらいに行きました。そして、その子犬にメイジーという名前をつけました。

これで、デイジーは安心して天国で暮らせます。デイジーは天国からアーサーとメイジーのことを見守っています。

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