2026.02.23
イ・ミョンエ 作・絵 生田美保 訳 ポプラ社 2017年
ぼくは海の真ん中に浮かぶ「いろのかけらのしま」にすんでいる鳥です。
川から海へと少しずつやってくる色。きせつごとに飛んでくる鳥たちはこの島を見て、おろおろします。でも、すぐに慣れて、「いろ」をかんでみたり、身にまとってみたり、ときには閉じ込められてしまったり。気がつかないうちにごはんといっしょに食べてしまうことも。
いろのかけらがふえるにしたがって、だいすきな魚たちが減ってくるような気がします。ときどき、人間がいろのかけらを集めて持って帰りますが、すぐに島はいろのかけらでいっぱいになります。
ぼくのすんでいるこの島は、海の真ん中に新しくできたプラスチックの島。
