絵本日記「1年365冊」

『いろのかけらのしま』 | 言の葉のうつわ

『いろのかけらのしま』

2026.02.23

イ・ミョンエ 作・絵  生田美保 訳  ポプラ社 2017年

ぼくは海の真ん中に浮かぶ「いろのかけらのしま」にすんでいる鳥です。

川から海へと少しずつやってくる色。きせつごとに飛んでくる鳥たちはこの島を見て、おろおろします。でも、すぐに慣れて、「いろ」をかんでみたり、身にまとってみたり、ときには閉じ込められてしまったり。気がつかないうちにごはんといっしょに食べてしまうことも。

いろのかけらがふえるにしたがって、だいすきな魚たちが減ってくるような気がします。ときどき、人間がいろのかけらを集めて持って帰りますが、すぐに島はいろのかけらでいっぱいになります。

ぼくのすんでいるこの島は、海の真ん中に新しくできたプラスチックの島。

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