2026.03.05
山崎陽子 作 末崎茂樹 絵 金の星社 1990年
こぐまのトトは森のひみつの場所に花畑を作りました。お花を育てて、花束にして、お母さんのお誕生日プレゼントにするのです。
お花が咲きました。でも、毎日お花が減っていくのです。
ある日、木の陰で見張っていたら、誰かがやって来て、お花を摘んでいくのです。それは、もぐらの女の子のモイラ。お母さんが病気で寝ているので、喜ばせたいと言います。トトはお花をあげました。
お母さんのお誕生日になりました。
花畑には2輪のお花。トトは1本だけ摘んで、もう1本はモイラに残しておくことにしました。
たった1本のお花を持って帰ったら、もうみんな集まっていました。たくさんのプレゼントをもらったおかあさんに、トトは1本だけのお花を差し出して、わけを話しました。
すると、お母さんは、「あなたの おはなで、ふたりの おかあさんが よろこんだのですもの。トト、すてきな おはなを ありがとう」と喜んでくれました。
