絵本日記「1年365冊」

『チビモグちゃんのおつきさま』 | 言の葉のうつわ

『チビモグちゃんのおつきさま』

2026.03.14

ハイアウィン・オラム 文  スーザン・バーレイ 絵  角野栄子 訳  ほるぷ出版 1998年

もぐらは暗い土の中で暮らしているから、ものがよく見えなくっても平気。

でも、チビモグちゃんはちょっと違います。光っているものや、ぎざぎざしたものや、おかしな動き方をするものや・・・いろいろわかるのです。暗い森に行って川のなかのお月さまをみつけました。チビモグちゃんがつかまえようとしたら、こわれてしまいました。

パパとママに話すと、「もぐらには何にもみえるわけないのよ」「おつきさまはね、そらにあるんだよ。かわになんて あるわけない」と二人は言います。

次の晩、みんなで川のほとりに行きました。森にすんでいるどうぶつたちもっみんなやって来ました。みんなでお月さまを今か今かと待ちました。でも、お月さまは現れません。チビモグちゃんの作り話にされてしまいました。

翌日、ママはチビモグちゃんをふくろうのめがね屋さんに連れて行きました。ふくろうは、くらがりでも見えるチビモグちゃんにめかくしをしました。「これをつければ、だいじょうぶ」

めかくしをしたチビモグちゃんはいろいろなものにぶつかって、大変。その晩、家族みんなで夜のピクニックに出かけました。チビモグちゃんはそっと抜け出して、めかくしを川に捨ててしまいました。そのとき、チビモグちゃんはやぶの中でひげと鼻が動き、らんらんと光る目をもつものに気がつきました。チビモグちゃんは走ってみんなのところに行き、大変だと伝えました。キツネが襲って来ようとしていたのです。

チビモグちゃんのおかげで、みんなはうちに逃げ帰ることができました。そして、こんどは川の中のお月さまをみんなで見に行き、素敵なお月さまを眺めました。

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