絵本日記「1年365冊」

『ことりになったら』 | 言の葉のうつわ

『ことりになったら』

2026.04.08

ひらてるこ 作・絵  岩崎書店 2022年

おーちゃんは入院することになりました。胸にあながあいているのですって。

病室のとなりのベッドはめぐちゃん。めぐちゃんはおーちゃんのダイナミックな遊びをおもしろがっていましたが、とうとうけんかになってしまいました。

それから、ベッドのカーテンはしまったままになり、同じように胸にあながあいているめぐちゃんをみんなで心配していました。次の朝、めぐちゃんは手術室へ。おーちゃんは羽で作った王冠をめぐちゃんの頭にのせました。言葉をかけることはできませんでした。

おーちゃんは毎日めぐちゃんを心配していました。ある日、看護師さんの明るい声がして、めぐちゃんが帰ってきました。めぐちゃんは少しずつ歩く練習を始めました。おーちゃんとめぐちゃんはふたりで屋上にあがり、胸のあながなおっためぐちゃんはいっぱいにお日さまを吸い込みました。そして、手術の時にことりになったんだと秘密を打ち明けてくれました。まもなくめぐちゃんは退院していきました。

こんどはおーちゃんが手術をうけました。おーちゃんも、ことりになったのです。桜が咲くころにおーちゃんも退院できるそうですよ。

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