2026.06.22
市川宣子 作 矢吹申彦 絵 福音館書店 2016年
パパが男の子に言います。きみが生まれたときの話をしようか。
ママは病院にいたので、パパはマンションでひとりいた。ある朝、窓をたたく音が聞こえ、のぞくと、マンションの下の交差点にきょうりゅうが座っていた。きょうりゅうは動かない。
パパは会社の帰りにキャベツを30個買ってきて、窓からきょうりゅうに食べさせた。それから、毎日パパはキャベツ30個をきょうりゅうにあげた。大勢の人がきょうりゅう見物に訪れた。
きょうりゅうとパパはだんだん仲良くなった。クリスマスが来て、パパは小さなクリスマスツリーを買ってきて、きょうりゅうに見せた。すると、きょうりゅうが立ち上がっておなかの下にいた赤ちゃんを見せた。
きょうりゅうはパパとあかちゃんを背中に乗せて、病院へと向かった。ママの部屋の窓からのぞくと、きみがうまれていたってわけ。
今日は6さいのお誕生日、おめでとう。どこかで6さいになっているきょうりゅうの子にも、かんぱい!
