絵本日記「1年365冊」

『ふっくらふしぎなおくりもの』 | 言の葉のうつわ

『ふっくらふしぎなおくりもの』

2026.06.27

佐藤さとる 作  岡本順 絵  ポプラ社 1997年

おじいさんとおばあさんが登場する創作昔話です。

山へ柴刈りに行ったおじいさんは、いつも親切にしてやっているねずみの導きで山道を通りました。すると、曲がっていた腰は伸び、しわは無くなり、すっかり若者に。

若返ったおじいさんは考えました。自分ひとりだけ若返ったらおばあさんがかわいそう。いちど元のおじいさんにもどって、おばあさんを迎えにいって、ふたりでこの道を通って一緒に若返ろう。

そこで、おじいさんは今来た道をもどって、元のおじいさんに戻り、うちに帰っておばあさんに話し、ふたりで若返ろうと誘いました。すると、おばあさんはこう答えました。

「わたしはね、おじいさんと ふたり いっしょに としを とってきて、とても しあわせですよ。だから、また わかくなって、もう いちど としを とりなおすなんて、ごめんです」

『ふっくらふしぎなおくりもの』 | 言の葉のうつわ 『ふっくらふしぎなおくりもの』 | 言の葉のうつわ

お問い合わせ

講演依頼や読み聞かせなど
お気軽にお問い合わせください