絵本日記「1年365冊」

「じゅうにつき」谷川俊太郎 | 言の葉のうつわ

「じゅうにつき」谷川俊太郎

2026.06.30

谷川俊太郎さんの詩「じゅうにつき」は、ろくがつから始まっています。ですから、おしまいはごがつです。

今日で六月もおしまい。

じゅうにつきの中のろくがつをご紹介しましょう。

    ろくがつは

    ふるい

    にんぎょう

    あめの

    しずくにぬれた

    がらすのむこうを

    みつめる

    ひとみ

    どこへもいかずに

    たたずんで

    だれかを

    まっている

    ひとことも

    くちをきかずに

    いつまでも

    こどものまま

    いつまでも

    ほんのりと

    ほほをそめて

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