2026.07.11
工藤直子 おはなし 和田誠 え 瑞雲舎 2018年
密林にすんでいるひょうは、はんてんが自慢です。つやつや、ぴかぴか。
ある日、くしゃみをして目を覚ますと、背中がすうすうします。ない!はんてんがない!
寝床に3まいだけありました。これでは、ひょうでいられません。ひょうははんてんを探す旅に出ました。
わににはんてんを見なかったかと聞くと、わには1まいおくれと言います。かえるにも1まいゆずり、まんとひひもさいごの1まいがほしいと言います。
まんとひひははんてんを首につけて、蝶ネクタイにしました。そう言えば、たくさんのはんてんが空を飛んでいくのを見たと。きっと、はんてんはちょうちょになりたかったのですね。
野原いっぱいに飛んでいるちょうちょたちに、ひょうは言いました。「ぼくの はんてんに なってください」
ちょうちょたちは喜んでひょうの体にとまりました。ひょうは、密林一きれいなひょうになりました。
