2022.12.22
マージェリィ・W・ビアンコ 原作 酒井駒子 絵・抄訳 ブロンズ新社 2007年
クリスマスの靴下に入って、ビロードのうさぎは坊やの元にやって来ました。坊やは大喜びで遊んでいましたが、新しいプレゼントをもらうと、うさぎのことは忘れてしまいました。
子どもに本当の友だちになったおもちゃは本物になれると聞いたうさぎは、坊やにとって大切な存在になっていきます。
しかし、坊やは病気になり、海辺の家に静養に行くことに。うさぎと坊やのお別れのときが…。
このお話が大好きな友人のリクエストで、冬の朗読ライブで読んだこともあります。
酒井駒子さんの美しくて繊細で優しさに満ちた絵が紡ぐ心の物語です。