2022.12.28
竹下文子 文 町田尚子 絵 小峰書店 2019年
友人が保護猫の里親になるべく準備を始めました。説明会に出かけたり、猫用品を揃えたり…。
家族として迎える予定の子(猫)も決まったそうです。
ぼくは猫。名前のない、野良猫。周りの猫たちはそれぞれの家に飼われていて、ちゃんと名前で呼んでもらっている。中には二つも名前を持っているのもいる。
ぼくも名前が欲しい。自分で決めようにも、いい名前が思いつかない。
そんな雨降りの日。小さな女の子が「きれいな目をしているね」と声をかけてくれた。そして、
「おいで〇〇〇」と。
ぼくは自分が本当に求めていたことに気がついた。
友人宅に近々やってくる猫ちゃん、どんな名前をもらうのかな…(=^・^=)楽しみでしかたありません。